それなりの金が欲しいせめて金をよこせ

イメージ 1名刺の絵を頼まれました。
4種類考えました。
値段は靴より下でした。
この靴はもう何回も描いているので考える必要はありません。
名刺は考えて作りました。
考えた分の金が欲しかったです。
「個性的な名刺が欲しかったの~」という割に、扱いは悪いと思いました。
「アイデアが泉のようにわいてさ~煮てさ~焼いてさ~食ってさ~」などと言ったことはありません。
それなりに考えて作るのですから、それなりの金が欲しいです。
苦手なお前のためにわざわざ考えたのだから、せめて金をよこせと思いました。

職場の男は朝からドロドロしていました。
大の男のあからさまに辛がる振る舞いを見て、滑稽でたまりませんでした。
態度から読み取れても、「大丈夫ですか?」などと気を遣う気にはなりませんでした。
せめて素直に弱音を吐いたならば、聞いてあげられたかもしれません。
弱音の程度によっては、聞いてあげられないかもしれません。