吠え唸る

イメージ 1じいさんが生きていたとき、豚を飼育していました。
豚小屋は残っています。
豚小屋の屋根がはがれてきたため、解体を頼むことになりました。
おじさんが、見積もりをとる間、犬は吠え続けました。
吠え、間に唸りを挟み、吠え続けました。
吠えている自分に酔いしれているようでした。
犬は年をとっています。
吠えることに疲れた犬は、息はあがり、目やにが涙になりました。
それから、横になりました。
吠え唸ることは、大変なことなのだと知りました。
そんなにしんどいならやめればええのに、と思いました。